7月12日(金)、第61回中国・四国地区高等学校PTA連合会大会鳥取大会が、大会テーマ「ひらけ翼! はばたけ未来! ~ 巣立ち応援、親力(おやぢから)!!~」のもと、鳥取市のとりぎん文化会館梨花ホールにおいて開催されました。
中国・四国より約1,500名、香川県からは33校58名が参加しました。
開会行事の後、東京大学名誉教授 養老孟司氏による「養老流 親と子の話 ~たくましく生きる力~」と題して講演がありました。講演の中で最も印象に残ったのは、「自分が身に付けたものだけが財産」という言葉でした。何が起こっても自分が身に付けたものはなくならない。自分の身に付いたものは誰も奪えない。手に職を持つこと、知識や教養など、自分の手や頭、体で覚えたことは絶対になくならない。いろんな経験を積み、心や身に刻めるものが財産となる。という、親から子へと世代を繋ぐ私たちに向けられた言葉でした。
昼食の後、高校生による発表が行われ、日頃の練習の成果を発揮した素晴らしい演技を披露してくれました。
①鳥取県立岩美高等学校 Blue Marin Jazz Orchestra ジャズ演奏「街がスイングする♪」
②鳥取県立鳥取湖陵高等学校 吟詠剣詩舞部 構成吟「戦国の武士を詠う」
③鳥取県立八頭高等学校 書道部 書道パフォーマンス「ひらけ翼! はばたけ未来!」
続いて、研究協議が行われました。地域の特性や学校の実情に沿った興味深い活動であり、発表後には活発な質疑応答がなされ、大変有意義な研究協議となりました。
○「親のせなか」~子どもの未来のために~ 広島県立三次中学校・高等学校
○「愛と奉仕」そして感謝 ~133年を振り返って~ 岡山県山陽女子中学校・高等学校
○「大切にしたい思春期の食生活」~親から子に伝える生きる力~ 鳥取県立鳥取東高等学校
閉会行事では、中国・四国地区高P連 西川昌孝会長から参加者の皆様に感謝の言葉が述べられた後、来年の開催県である広島県高P連 伊福聡会長はじめ広島県の方々による、趣向を凝らした広島大会への歓迎のあいさつがあり、鳥取大会が終了しました。
開会行事
中国・四国地区高P連会長
西川昌孝様 あいさつ
一般社団法人全国高P連会長
牧田和樹様 あいさつ
講演
東京大学名誉教授 養老孟司氏
「養老流 親と子の話
~たくましく生きる力~」
研究協議
高校生による発表①
高校生による発表②
高校生による発表③
閉会行事
中国・四国地区高P連会長
西川昌孝様 あいさつ
次期開催県あいさつ
広島県高P連のみなさん
記念写真(現地研修)
香川県参加者